お笑い芸人「霜降り明星の粗品」に明るい未来が見えないなって話

ネットニュース

体育会系なノリの縦社会が壊れていくのは、傍目に見てる分には面白いです。

いいぞもっとやれ!って煽りたくなりますね。

自分が関係ない界隈なら猶更。

何の話かというと、タイトルにあるお笑い芸人が、良い感じで暴走している様子。

どうも元雨上がり決死隊の宮迫を、気持ちいぐらいケチョンケチョンにしたとか。

この手の話題に疎いので、若干タイミングを逃した感はありますが、この騒動には、そこそこ思うことがあるので記事にしてみようと思います。

ちなみに、ここで登場する人物への敬称は付ける必要があると思えないので省略しています。

お笑い芸人の霜降り明星とは

知らん。

最近の宮迫ディス騒動で名前知ったばかりで、吉本興業の若手芸人みたいですね。

私の中に人物像とかが全くないので、8割方想像で考察してますが、まぁ勝手な思い込みで好き放題書き綴っても、大して問題ないでしょう。

騒動の経緯

この粗品と宮迫の騒動のいきさつを簡単に書くと、こんな感じ

  1. 粗品がテレビの番組で、宮迫を名指しで批判「おもしろくない」から始まって、「もう先輩じゃない」と、バッサリ切り捨て。
  2. 宮迫が自身のユーチューブチャンネルで反応。「怒ってない」といいつつ、どっかで会ったら顎つかんでやるとかなんとか。
  3. 宮迫がユーユーバーのヒカル(こいつも詳しく知らん)の何かのイベントに参加した際に、「テレビ出てた時の俺を超えてから言え」とか、「アメトークみたいな番組つくったっけ?」といった感じで反撃。
  4. 粗品がラジオで「また闇営業みたいなことやってる」とか「知名度のある一般人」と反撃コメントに対して、意に介さずといった感じで切り捨て
  5. 宮迫が自身のユーチューブチャンネルで降伏。白旗上げて降参した模様。

まぁ、一目でわかる通り、粗品の圧勝で幕を閉じた印象です。

粗品がここまで目の敵にする理由も、別の場で話していたようで、宮迫の反社事件の影響で、粗品に来たCMのオファーが無くなったとの事。それも2件。

宮迫が私服を肥やすために、半グレかチンピラかよくわからん連中のイベントで好き勝手やった結果、自分の仕事を失うことになったら、そら怒るわなと納得。

もちろん、CMを逃した私怨だけってことは無いだろうと思ってるので、その辺の私の考察を書き綴ってみます。

粗品の狙い

粗品の狙いは、基本芸人としての成功ではなく、手段は問わないけど大金を得られるようになりたいって感じかなと思ってます。

どんな漫才をしてるのか知らないので、もしかしたらかなり作り込まれたネタをやってるのかも知れないですが、たぶんそんな事はないと思ってます。

また、今回の宮迫シバキの次は、キムタクをシバクと公言しているようなので、今後、こんな感じで色んな人に嚙みついていくつもりなんでしょう。

キムタクには、挨拶しても無視されたのが理由と言ってるようで、まぁ私怨を持つのも分らんでもない。

小さい理由ですが。

粗品の思惑

この粗品という男は、加減を知らないだけで、アホではないだろうなってのが私の印象です。

恐らく、粗品は吉本興業やテレビ界隈ではなく、視聴者を基準に行動しているように見えます。

どんな事をすれば、世の中の人たちの注目を集められるか?を重視しているように見え、また、最悪テレビに出られなくなっても構わないと思っているように見えます。

なぜかと言うと、今のエンターテイメントの頂点はインターネットで、テレビは、もう斜陽産業になってしまっています。

一応、テレビに出演している立場から「ユーチューバー面白くない」と毒舌を吐いていますが、それならなんでお前もユーチューブでチャンネル作ってんだよって言いたくなります。

面白くないと言ってはいるものの、現実としてユーチューブなどのネットコンテンツに人が集まっているのを理解しているのでしょう。

つまり、多くの人、特に若い世代がテレビよりネットの方が面白いと思っていることを粗品自身は理解しているので、粗品自身もユーチューブで動画を発信しているのです。

ユーチューブに限らず、SNSなどのネットコンテンツに人が集まっている現状を鑑みれば、テレビに固執するのは間違いなので、粗品自身もユーチューブでチャンネルを作り、テレビに出演した際にはユーチューブなどのネットコンテンツを話題にして、自身のチャンネルに興味を持ってもらえるようにしているのだろうと思っています。

つまり、粗品はテレビ業界にこだわるつもりはないどころか、いずれ活動の舞台をネットに移すつもりなんだろうと思っています。

なので、吉本興業にずっと在籍するつもりもないでしょうから、見境なく他人に噛みつく芸をやるんだろうと、私は解釈しています。

面構えや、この騒動から、この粗品という人物は組織に所属するのが向かないキャラなのは間違いないでしょう。自身のやりたい事を制限されることなく、好き放題やりたいと思っていて、且つ、他人に媚びるのも苦手なタイプなんだろうと思っています。

なので、自分の行動を面白がってでも良いので見てくれる人がいれば収入になる、今のネットコンテンツは、この人物の思想にピッタリなので、そう遠くない未来で吉本興業を退社して、ネットコンテンツに移行するだろうと思っています。

粗品が宮迫をターゲットにした理由

人の関心を引くには過激な発言や行動をするのが手っ取り早いので、宮迫をネタにしたんだろうと思います。

ちょうど、中田敦彦がやった事を参考にしたんでしょう。

但し、粗品は、中田敦彦の失敗から、世間から好感度の高い人物を相手にするのは、自滅する可能性が高いので、知名度があって世間からの好感度が高く無い人物を狙わないといけないと学んでいたのでしょう。

その観点で人選すると、宮迫はピッタリですね。

言わずとも宮迫がどんな人物かは、過去の反社事件や、その前の細かい事柄なんかから、小賢しい子悪党ってのが、広く認知された印象だと思います。

私の悪印象の一例ですが、ベッキーのゲス不倫の際に、中田敦彦がベッキーを糾弾するコメントをした際に、「次会ったときにキレてやろうと思ってる」と宮迫がテレビの番組で言ってたのを見て、何様だ?このクズって思った記憶があります。

他にも上げだしたらキリがないぐらい、宮迫に良い印象はありません。

反社会見も、話題を吉本興業の体質の悪さを批判するような事を言い出して、話題を逸らそうとしたり。

なんというか、矮小な子悪党の分際で、大物ぶりたがったり人気者になりたがったりしてるのが鼻につく印象しかないんですよね。宮迫には。

ただ、粗品が次のターゲットにキムタクを選んだのは、失敗するんじゃないかなぁって気がしてます。

個人的には、島田紳助あたりをめった切りにするぐらいして欲しいところですね。

他の芸人のコメントや感想に思う事

この粗品の暴走は、色々な人が何かしらのコメントを出しているようで、ナインティナインの岡村は、やや宮迫批判寄りですが、他の人は、おおむね粗品に対して苦言を呈している様子です。

その中でも、明石家さんまが、かなり残念なコメントを出しているので紹介してぶった切ろうと思います。

明石家さんまはどっかのラジオで「マジやったら、われわれ世代、芸能界では考えられない。お笑い芸人は先輩後輩やから。縦やからな。だから先輩に、ああいうことを言うのは本当は間違いやねんけども」とコメントしたそう。

まぁ、立場上こういうコメントしか言えないってのは、わかるとしても、言ってる内容理解してんのかな?って気がします。

明石家さんまの言葉を、そのまま受け取ると、芸能界は、単純に年齢や芸歴だけで上下関係が決まるようです。

で、後輩は決して先輩芸人に盾突いてはいけないらしい。

イヤイヤイヤ、その言い分おかしいやろ?って誰か言わなかったんでしょうか?

ただただ先輩ってだけで敬われるってのは、傲りが過ぎるとしか言えません。

芸人のような階級がはっきりしない世界なら、単純に芸歴が長いとか、年齢が上とかで上下を決めてしまうのも、ある程度仕方がないことかもしれませんが、明確な尺度がないなら、猶更、年を重ねた人ほど後輩や周囲の人間に好意的に思ってもらえる人徳が必要です。

宮迫は、この人徳が全くないどころか反社のパーティーに参加して小銭を稼ぐという、誰の目にみてもクズとしか言いようのない事を平然とやっていた前科があります。

こんな犯罪者と懇意にする人間ですら、吉本興業という組織を抜けた後も先輩として配慮して接しないといけないのだとしたら、お笑い芸人全体が、犯罪者と同列にしか見えなくなります。

更には、反社との付き合いも肯定することになるため、どう考えても宮迫を擁護するのは間違いです。

粗品が「もう先輩じゃない」といった言葉は正解で、今吉本興業にいる芸人が宮迫を過去と同様に扱う必要は、全くありません。

むしろ宮迫に対して好意的な言動をする人こそ、行動を改めないといけません。

宮迫に対しての接し方は、いっさい話題に上げず無視するのが正解です。

ちなみに、明石家さんまが先輩後輩という上下関係を口にした後に、ほんこんなどの年配モブ芸人たちも乗っかる発言をしているのも残念でならないです。

粗品のキムタク戦を予想

こんな感じで宮迫をめった打ちにしていい気になってる粗品は、次のターゲットに元SMAPの木村拓哉を選んだようです。

キムタク相手にどんな結末を辿るのか、分かりかねますが、私の予想する未来を3パターン紹介します。

パターン①:キムタクとバチバチのバトルに発展

まぁ、一番無いパターンですね。

キムタク側からしたら、粗品を相手にするデメリットは山ほどあれど、メリットは一つもありません。

なので、現実的に一番可能性のないパターンが、この粗品とキムタクがバチバチに戦う展開ですね。

但し、粗品の煽り方によっては、キムタクも我慢できずに応戦する可能性もありますが、今の挨拶無視されたぐらいで、ウザ絡みしてくる程度なら無視するでしょう。

粗品には、やるからには、是非キムタクが黙っていられなくなるぐらいの暴言を吐いてもらいたいところです。

“ジャニー北側に、ち〇ぽしゃぶってもらって出世した売春夫”とかって感じで、軽々と一線を越えて煽って欲しいと思います。

パターン②:キムタクが沈黙して、粗品空振り

これが一番可能性高いと思ってます。

今のところ粗品が騒いでも、大きく世論を動かすことは無いのと、上述したようにキムタク側に相手をするメリットがない。

反論せず無視するのが、一番ダメージの少ない方法なのでキムタクは相手にしないでしょう。

なんだかんだで、SMAPの解散騒動では、一番自分にとって得になる選択をした実績のある男なので、今回も損得勘定で考えて無視を選ぶでしょう。

パターン③:暗黒の圧力に負けて粗品が謝罪する

これは、もしかしたらあるんじゃないかなぁって思ってるパターンです。

以前、プラスマイナス岩橋とかって芸人が、真木よう子にエアガンで撃たれたとか、色々告発してた騒動がありましたが、あの騒動も突然、岩橋が謝罪動画を投稿して鎮静化しました。

あまりの不自然さに、どう考えても日の目を見ない圧力がかかったとしか思えません。

ずばり言うとヤクザか、それに準ずる半グレが脅したんだろうと思ってます。

ジャニーズ事務所とキムタクも当然、その手の連中と関わりはあると思うので、岩橋の告発騒動と同様に、闇の力でねじ伏せる展開もあるのでは?と思ってます。

この場合、吉本興業も社会悪との関わりはあるだろうので、ジャニーズ&キムタク側に付くでしょう。

なので、粗品に勝ち目はなくなるので、謝罪動画を出して幕引きにする流れもあるだろうと思ってます。

この展開になると、かなりつまらなくなりますが。

粗品の未来を予想

こんな感じで、色々なところに噛みついて暴れてますが、行きつく先は容易に想像つきます。

差し当たってテレビの出演は減少するでしょう。

かつて、中田敦彦が松本人志を批判して干されたのが良い例です。

中田敦彦の当時ほど露骨に干されるかは分かりませんが、それでも着実に露出は減ると思います。

必然としてユーチューブなどのネットコンテンツに流れていくと思いますが、そっちもあんまり大成しないだろうと思っています。

ネットの場合、売れるかどうかは、視聴者が主観のみで取捨選択する世界なので、粗品がこれからも世の中の耳目を集めるネタを提供し続けることができるなら話は別ですが、たぶん結構早い段階で飽きられるでしょう。

粗品も、宮迫同様、カリスマ性や人たらしな印象はなく、過激な発言や行動でしか注目されない人種なので、徐々にフェードアウトするでしょう。

さらっと手のひら返しされる宮迫

ちょうどこの記事を書いてる最中に、ヤフーニュースでチラ見したんですが、宮迫に反撃の暴言のきっかけを作った張本人の黒金アシュラ男爵ヒカルが、サクッと手のひら返ししてましたね。

腹ねじ切れるかと思うぐらい笑ってしまった。

イベントで暴言を吐く宮迫を横目に「何言ってんだろ?この人」って思ったそう。

いやいやいやいやいやいや。お前が誘導したんだろって。

世論が粗品に対して批判的な状況だから、まだ宮迫寄りでいいんじゃないの?って気がするんですが、それでもここで梯子外して、宮迫の暴走は自分関係無いですって態度は、あまりにも宮迫を下に見すぎだろって思いましたね。

ただ、これが今の宮迫の立場なんでしょうね。

20歳ぐらい年下のユーチューバーにすら、おもちゃにされるようになってしまったって考えると、いささか哀れにおも、、、、、、、、わんね。

あくまで、今の状況は宮迫がこれまでやってきた事の結果ですから。

まとめ

最近のトレンドなのかと思いますが、年功序列というか、上下関係の強い縦社会が、着実に崩れていっているのを感じています。

年上だからとか、先輩だからという根拠のない理由で偉そうにできる時代が終わってきたんだなぁと、しみじみ感じます。

私は、昔から縦社会に構造としてのイビツさを感じていて、辟易していた方なので、むしろこの流れの方が自然だと思います。

年寄りを無下に扱うのを良しとはしませんが、実績や功績のない、ただ年を取っただけの人を、必要以上に敬うのは、どう考えても違います。

宮迫のような、反社会的な勢力と懇意にする人間など論外です。

また、今は個人でコンテンツを簡単に作れる世の中なので、どちらかというと、年配の人間や、組織を経営・運営する人間こそ、組織に属さずに自由に活動できる社会環境の恐ろしさを、しっかり学んだ方が良いと思っています。

粗品の意図で考察したような、今のテレビや吉本興業のような芸能組織を、将来のネタ集めの場として踏み台にしようとする人間は、今後もっと増えてくるでしょう。

吉本興業のみならず、芸能事務所やテレビ制作をしている会社・組織は、こういった人間に、ステップアップの機会やネタを与えるだけの、旧態依然とした考えや行動は改め、コンプライアンスやリスクアセスメントを、一般企業レベルまで身に着けることが急務だと思います。

まぁ、まず無理でしょうけども。

というわけで、なかなかこの粗品とかいうお兄ちゃんが、面白いので記事にしてみました。

今後も、トーンダウンせずに今のスタイルで、暴れまわって欲しいと思います。

その後、この男がどうなっても私には何の影響もないので。

粗品!お前には期待しているぞ。もっとやれ!

じゃ、そんな感じでノシ

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