自分が親になってつくづく思いますが、子供の学業の出来は自分が学生だった頃より気になるのが不思議ですね。
親心として将来苦労が少なくてすむよう、もしくは、なりたいモノが出来たときにその道に進みやすくなるよう、なるべく学校の勉強は頑張ってほしいなぁと思ってしまいます。
私には中学1年生の娘がいますが、再来年には高校受験が控えています。
私の住んでいる県はド田舎なので中高一貫の学校は、公立に一校と私立が一校あるだけなので、ほとんどの子供たちは高校受験を受けるようになります。
私の娘もそのルートから外れる事なく、公立の幼稚園、小学校、中学校と進学してきました。
ちなみに私も嫁も、公立の小学校、中学校、高校、大学と進んだのでお互いに私立に通った事がありません。できれば私の子供たちにも、公立の学校だけで進路を進めて欲しいところなので、親として少しでも力になってあげたいと常に考えています。
今回はそんな親バカが娘の家庭学習のために作った問題集を紹介します。
それでは、本題へ。
科目と元になる問題集
今回作成した問題集の科目は社会科です。
他の科目もそのうち作ろうと思っていますが、私の経験上、自分が受験生になってから最も苦手だったのが、この科目なので最初に作りました。
というのも、当たり前なんですが受験には1年生から3年生までに学習した内容が出題されます。
にもかかわらず、1年生や2年生に習った内容は定期試験を終えると、まず見直したりしません。
そのため3年生になってから、1年生や2年生で習った内容を復讐しだすんですが、当然かなりの内容を忘れ去っています。
なんとなく昔覚えたような記憶があるけど、正確に覚えてない。もう一回覚えなおさないといけない。
この二度手間感が、当時の私にはかなり苦痛で、無駄に時間を消費している感じがして嫌でした。
なので、私の娘には受験生になってから、焦ることなく受験勉強ができるように、今のうちから少しづつ1年生の内容を目にする機会を作ってあげようと思います。
という訳で、近所の本屋で簡単な問題集を購入。
問題集自体は特に厳選したわけではありません。
ボリュームと表紙に書いてあるうたい文句をパッと見て、こだわる事無く選んでます。
正直どんな問題集を選ぶのが最善かなんて分かりませんから。
問題集を加工する
購入してきた問題集は、そのままで娘には渡しません。
この問題集たちは、一旦バラバラにして電子書籍化します。
所謂、書籍の自炊なんですが、自炊の方法はここでは省略します。
書籍の電子化の具体的な方法は、私の別ブログで記事にしていますので興味のある方は、そちらをご覧ください。
PDF化した問題集から1年生の範囲の問題のみをワードに張り付けてプリントアウトします。
プリントアウトする用紙は、一般的なA4の印刷用紙ではなく、B5サイズの無地のルーズリーフを用います。
ルーズリーフへの印刷は、大抵どんなプリンターでも用紙サイズを変えるだけでできます。
このプリントアウトした問題用紙を、冊子に綴じて完成です。
市販の問題集を加工する理由
わざわざ電子化して、あらためて紙に印刷する理由は大きく二つあります。
①回答欄に直接答えを書き込ませる
②同じ問題を繰り返し解かせる
①と②の理由に関して、読者の方はノートか何かに答えを書かせれば、そんな面倒な事しなくても繰り返しできるじゃん。って思われるかもしれませんが、一応これには私なりの考えがあります。
まず①の問題文の穴に直接答えを書き込ませる事で、前後の文章も含めて一望しやすくなり回答以外の内容も記憶に残りやすくなると思っています。
②の内容も含めてですが、出来る限り問題と解答をセットで覚えるようにしてほしいので、この方法にしました。
また、印刷は片面のみにしてあり、一日でやる量はこの片面のみにしています。
このぐらいの量で、且つ、解く際に教科書で調べたりもしなくて良いとしているので時間にして5分ぐらいで終わります。
その代わり間違えたところは、次は間違わないよう正しい答えに書き直して2~3回読み直すように伝えています。
このやり方で同じ問題集を何週も繰り返し解いて、時期に応じて2年生の範囲にも広げていけば、3年生になってから改めて一から覚えなおすという事態にはならないだろうと考えています。
更に、このやり方であれば負担もあまりないので継続できるだろうとも思っています。
まとめ
割と手間が掛かって見えるかもしれませんが、慣れると2時間掛からないぐらいで出来る作業です。
PDF化するのにスキャナーが必要になるので、まったく同じ事をしようとすると少し出費がありますが、私の場合は、もともと自分の書籍の電子化のために用意していたので、活用の範囲が広がって良かったと思ってます。
このやり方は、まだ成果がはっきり出ている訳ではないですが、私自身が遥か大昔に受験生だった頃、似たような暗記法をやっていたのを元にしています。
当時はパソコンなどなかったので、こんなに綺麗な自作問題集は作れませんでしたが、同じ問題を繰り返し解いて、徐々に記憶に定着させるやり方は一般的な方法だと思います。
娘がいつか、この方法で勉強して良かったと言ってくれたらいいなぁ。
じゃ、そんな感じでノシ